予防接種はどうするの?

犬を飼う上で重要なのは予防接種。年に一回の狂犬病予防は法律で義務付けられていますができる限り他の予防接種も受けるようにしてほしいものです。

犬の混合ワクチンには【2種】【3種】【5種】【7種】とあります。基本的に重篤となる病気は5種までのワクチンで予防できますが、7種混合に含まれるレストピアは人蓄共通感染症ですので万が一の人間への影響を考えると受けておいたほうがいいかもしれませんね。なぜ人蓄共通感染症であるはずのワクチンが7種と言う、一番受ける確率の低いものに含まれるかと言うと、レストピア自体が日本では少ないからです。しかし、まったく発症例がないとは言えないため、海外から連れてこられた動物、とくに犬が近くにたくさん住んでいる場合は受けておいたほうが良いでしょう。

3種に含まれるジステンパーは幼犬の死亡率が非常に高いため、必ず受けておきましょう。

予防接種で予防させようとしている種類の病気はたちが悪いものがとても多いです。しかし、犬によってアレルギーがあったり地域や飼い方によってあまり必要がなかったりもしますので、年に一回は獣医さんとどのワクチンにするか相談しながら接種しましょう。

また、夏の初め~秋口の蚊の発生時期にはフィラリア予防をしておきましょう。蚊が媒介するこの病気、近所にフィラリアの犬がいる場合はほぼ100%感染します。フィラリア症と言うのは寄生虫の一種で、簡単にいうとフィラリアの卵が血管内に入り込み、そのまま成長、その後心臓などに寄生することにより宿主を死亡させてしまう病気です。子犬の頃から予防薬を投与させ続けることで感染を予防することができます。

大人になってしまった犬で、残念ながらフィラリア検査で陽性が出た場合は発症しないように祈るしかありません。フィラリアは寄生虫の中でも駆除が命がけになる種類の虫なのです。