犬も2歳になればだいぶ落ち着いてきますし、個性も確立しています。ここらへんで犬と一緒にフリスビーやアジリティに挑戦しませんか?飼い主とのコミュニケーションにもなりますし、今までのしつけの成果がはっきりわかります!

アジリティとは犬と飼い主が一緒になって行う障害物競走のことです。コースを外れないよう、飼い主の指示をしっかりと聞く能力、ジャンプ、曲がれ、スイッチなどの細かな指示を実行する能力が必要です。アジリティで有名な犬種と言えばボーダーコリーですね。もともと牧羊犬で賢く、運動好き、使役犬と言うことでボーダーコリーはアジリティに向いていると言えるでしょう。しかし、アジリティは雑種であっても出場可能。要は飼い主との連携が取れればいいのです。遊び好きの犬、追いかけっこが好きな犬、人間の指示に従うことに喜びを感じるような犬などはぜひ、挑戦してみてください。

アジリティの本格的な訓練は2歳からがベストですが1歳半くらいから簡単な指示を、毎日少しづつ訓練に取り入れておくと良いでしょう。

覚えさせないといけない指示は【右】【左】(方向転換の時のコマンド)、【飛べ】【くぐれ】などです。1歳半ごろまで基本的なしつけをしっかりやってあとはトレーナーさんと一緒に教えるのが一番良いでしょう。

フリスビーやボール投げは遊びながら教えて行くのが良いです。最初は持ってきてほしいもへの執着を植え付けるため、引っ張りあいっこをして「これはとてもいいもの!」と犬に思わせるのです。その後少しづつ遠くに投げ、加えた時に呼び戻しを行います。戻ってきたら股の間をくぐらせ(こうすることによって意識的に飼い主のところに戻るというものを教え込む)褒めてあげるようにします。