犬と仲良くなるには①押し付けはしない、②しつけは一貫して行う、③褒める時と叱るときでメリハリをつける、④しっかり遊んであげるです。

よくある嫌われるケースに、いつも犬にべたべたし、片時も離さず抱きしめている子供と言うのがいます。嫌がって逃げる犬をきゃあきゃあ言って追い掛け回したりすると犬は子供そのものが嫌いになります。子供に限らず、大人でも同じことをしたら嫌われます。そこで飼い主が間に入って仲を取り持てばいいのですが、中には「ほら今だ!触れ!」などと言って押さえつける場合があります。この場合、飼い主への信頼はダダ下がりです。べたべた触る人ともども嫌われるので要注意です。

いいこと悪いことがその時の気分によって変わる人も嫌われます。前回は褒められたのに今回は怒られた、または前回は怒られたのに今回は何も言われなかった、これでは犬は混乱してしまい、あなたの指示に意味を見出さなくなります。しつけは一貫して行いましょう。

犬は楽しいことが大好きです。一緒に思いっきり遊ぶ時間を持ちましょう。楽しい経験を共有することにより犬とのきずなが深まります。また、遊びの中にもリーダーシップをとる場面を組み込んでおくことでより、犬からの尊敬を得ることができます。

犬に好かれるにはあなた自身が「犬にとっての理想の上司」にならなくてはいけません。犬に好かれる条件は、決して甘やかすことではありません。時に厳しく時に優しく深い愛をもって接することで犬とのきずなは深まります。

上手に犬を守り、導き、愛しながら犬とのきずなを育んでいきましょう。